【スキンケア】乾燥肌に効果的な市販薬5選 | 薬剤師が解説

日頃から痒みに悩む方、一見痒み止めに頼ってしまいがちですが
乾燥から来るかゆみの場合にはむしろ逆効果となりかねません。

今回はかゆみや乾燥肌に対する市販薬のアプローチの仕方を解説しました。
化粧水も一応数に含めています。

肌の乾燥

肌の乾燥とは難しく言うと「角質層の水分が減少して炎症や痒みが起きた状態」
を指します。
この状態では皮膚の柔軟性が欠けており、バリア機能が低下していると考えられます。

肌のバリア機能が低下した結果、皮膚は刺激に対して過敏となりますので
程度や症状に差はあれど、痒みが起きるというわけです。

何が言いたいかというと、乾燥という原因を取り除かないと
痒み止めを使用したところで解決にはならないということです。

乾燥を防ぐためのアプローチ

乾燥に対する成分として湿潤剤を含む成分(モイスチャライザー)と
水分の蒸発を防ぐ成分(エモリエント)があります。

モイスチャライザーの特徴としては、湿潤剤と水が含まれているので塗った直後から肌が潤います。
具体的にはヘパリン類似物質尿素などの成分が該当します。
具体的にはワセリン(プロペト)があり、これは安価でコスパが良いです。

エモリエントは油の成分が皮膚表面を覆うことで
皮膚から蒸散する水分を減らすという目的があります。

つまり、モイスチャライザーとエモリエントは
併用することによって効果がそれぞれ高められるということです。

剤形は何がいい?

アロマ 化粧水 乾燥肌

エモリエント成分(ワセリン)を使用するのがめんどくさければ軟膏か
クリームタイプが適していると考えられます。

ローションは伸ばしやすく、塗りやすいというメリットがある反面
乾きやすいために塗った後にエモリエントを使用するのが必須です。

クリームタイプは乳液のようなイメージで、
乾きにくいためにある意味エモリエントとしての用途も兼ねていると考えられます。

乾燥を感じる方に適した塗り薬

ヒフメイド油性クリーム

ヘパリン類似物質の成分で、肌に潤いを与える用途で使用します。
ヒフメイドの特徴としてはエタノールを含まないために刺激は少ないと考えられます。

資生堂 尿素10%クリーム

血行を良くして肌の症状を改善する成分と、皮膚を潤す成分が入っています。
尿素が含まれており、刺激を感じることがありますので
使用してみてずっと刺激が気になるということがあるようなら他のものに変えてみましょう。
※使用1週間程度で刺激は感じなることが多いです。

プロペト

プロペトはワセリンという認識で問題ないです。
ワセリンの純度を高めたものがプロペトです。
油のような成分で肌に蓋をして、水分の蒸発を防ぐ用途で使用できます。

化粧水や保湿剤をこまめに塗るならそれで構わないですが、
それだけだと数時間ほどで蒸発していくので
こういったエモリエントを使用するのが望ましいです。

化粧水 TUNEMAKERS | セラミド化粧水

これは医薬品ではなく、化粧水です。
この化粧水は保湿に特化したものが複数入っていることが特徴です。

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • ハチミツ
  • コラーゲン
  • ローヤルゼリーエキス

上記5種の保湿に関わる成分が含まれており、またセラミドに関しては外用において医薬品として使用はされておりません。
そのため、他に挙げた製品(成分)で改善が見られない場合に選択肢になります。
(値段が張りますので、体にも塗るとなると色々考えないといけません)

顔へのスキンケアはこれで大丈夫ですが、
値段の観点から体にも塗る場合にはボディクリーム等を考えると良いでしょう。

痒みも気になる方

イハダドライキュア乳液

保湿剤であるヘパリン類似物質
抗ヒスタミン(痒み止め)のジフェンヒドラミン
ビタミン剤のトコフェロール(血行促進)
皮膚の組織を修復するアラントインが含まれています。

長期的に使用するからこそ余計な成分は使用したくないので、
痒みのある方には使用を考えても良いです。

まとめ

皮膚科用薬は市販薬でも沢山ありますが、病院に行くべき場合と
市販薬で対応できる場合があります。
その見極めと使用が不適切な人は購入を諦めること(病院を受診すること)
が最も大切です。
よくわからない場合には薬局やドラッグストアで相談しましょう。
個人的な相談は公式ラインで受け付けています。
併用薬がある場合には必ず薬剤師か医師に相談してください。

  • 老人性乾皮症
  • 皮脂欠乏性皮膚炎
  • 貨幣状湿疹
  • 光線過敏症
  • 薬疹
  • 粘膜に使用してはいけない薬を使用する場合
  • アレルギーを起こしたことがある薬剤
  • アトピー性皮膚炎の場合
  • 出血性の血液疾患を持っている人
  • 湿潤のひどい部位に適さない剤形を使用する場合
  • 薬が原因で乾燥が起こっている場合

上記の場合には市販薬の使用が適さない可能性が高いので、
その場合には医療機関を受診しましょう。

普段は当コラムのように健康に関する発信や、
市販薬の選び方・病院を受診する基準について解説しています。

私はこのコラムをブックマーク(またはSNSフォロー)することを推奨しています。
というのも、このコラムから購入された場合にはブックマークすることによって
何の薬を購入したかについて忘れたとしても
パッケージについては確認できますし、
箱を無くしたとしてもパッケージさえ覚えていれば
注意点などをそこから遡ることができるからです。

実際にドラッグストアや薬局に来られている方で飲んでいる薬の名前を正確覚えている方はいないので
薬局で飲んでる薬を聞かれた時等いつでも確認できるように
ブックマークしてもらえたらいいかなと考えています。

また、SNSでもコラムのURLは載せているのでTwitterをフォローするという方法でも良いかなとは思います。
Twitterに飛びます

Instagramもたまに更新していますので、利用している方はぜひフォローお願いします。

Instagramに飛びます

読んでいただいてありがとうございました。
医薬品や化粧品の情報は怪しいのがたくさんあるので、比較の参考にもしていただけたらと思います。

美容や健康に関する発信を行っています。フォローして素早く情報をキャッチ!